仙台市議会議員(青葉区)「あなたの力に!」ひぐちのりこ
年度末、この間の総ざらい
2009年3月31日、08年度も今日でおしまい。
さて、この間いろいろと取り組んでおりましたが「それはどうなったんじゃい!?」と言う声も聞こえてきておりますので(誰が言っていたって!?)今のところの総ざらいです。

07年6月 仙台市、老朽保育所を民営化!?「21市立保育所廃止へ代わりに私立認可の方針」と報道された。
その後、07年8月に仙台市は手始めとして原町・大野田両保育所の民営化を提案。民営化反対の運動や、労働組合での団体交渉、民営化反対の署名活動(35000を超える署名!)。集会や学習会の開催。パブリックコメントでは7割の人が、当該保育所保護者は9割が民営化に反対や不安を訴えている。市議会でも取り上げられ論議がなされ、また民営化をしないでと保護者が裁判に訴えた。しかし、仙台市は民間の法人を公募、08年9月に公立保育所の建替えに伴う私立認可保育所設置運営法人が決定。仙台市は09年10月の民間法人への移行を予定しているが、保護者は年度の途中ではなく、年度の切り替えの4月移行を求めている。
その間、仙台市は保育所に入れない待機児童が日本一となってしまった。とにかく保育所の数を増やすことが急務で、民営化などといっている場合ではない状況である。
仙台市は向こう10年間に21ヵ所の保育所の市立保育所の民営化を予定しているが、提案された2カ所以降、民営化提案は今のところされていない。

07年7月、 仙台市男女共同参画推進審議会につくる会教科書幹部の高橋史朗氏が委嘱された。その後、高橋史朗氏の仙台市男女共同参画推進審議会委員への任命を憂慮する声明の提出。全国からの反対の声もよせられた。高橋氏が就任してから現在まで仙台市男女共同参画推進審議会が4回開かれたが、高橋氏の出席は2回のみ。しっかりと審議会はウォッチしていかなければ。

07年4月、貝森小学校など小中17校、統廃合!?
仙台市の市立小・中学校「適正規模検討委員会」が行われ、貝森小学校など児童生徒数が少ない小学校11校と中学校6校について「統廃合が妥当」とする最終報告の骨子を決定。その後、08年7月、統合について優先的に話し合いを進めていく学校として貝森小が挙がった。この間仙台市教育局による住民説明会も複数回行われているが、08年8月には連合町内会長をトップに「貝森小学校の存続を求める会」が発足し、「貝森小存続を」と仙台市教育委員長をはじめ仙台市長と仙台市議会議長宛に要望書提出をしている。
次回の住民説明会は年度明けに開かれる予定。「地域との合意がないまま統合の強行はしない」と仙台市は言っている。

ううう。07年モノを書いているうちに眠くなってしまった。
07年積み残し及び08年09年は別の機会に!
| 選挙・政策 | 22:19 | - | - |
仙台市長、タクシー券問題で虚偽説明か
仙台市の梅原克彦市長がタクシーチケットを不適正に使用した問題で、梅原市長が昨年12月の市議会常任委員会で虚偽の説明をした可能性が高いことが29日、市関係者の話などから分かった。市監査委員が30日、梅原市長に提出する随時監査報告でも、市長の説明とタクシーチケットの使用状況との食い違いを指摘するとみられる。(河北新報3月30日朝刊記事より引用)
監査報告を見た。今日のところ「これ」といった内容はなかったが、今後明らかになることも多いだろう。
夕方、仙台市役所に行った。取材陣があらゆるところにおり、物々しかった。
今年度もあと一日を残すばかり。
| 選挙・政策 | 23:29 | - | - |
千葉県知事
「おれは男だ!」(1971年、日本テレビ系で放映)に出演していた俳優が千葉県知事になった。
かの俳優は前回も挑戦し、堂本暁子前知事に約6000票差で惜敗している。

堂本暁子前知事とは女性と政治のキャンペーンなどで何回かお会いしている。
満面の笑みと、迫力のある体格で頼りがいのある姉御!という印象だった。TBSでの記者・ディレクター時代、「ベビーホテルキャンペーン」で劣悪な子育て環境を全国に知らしめ、その敏腕さと正義感から政治の世界に入ったとうかがった。千葉県議会と対峙する場面が数多くあったが、声を出せない立場にある人、社会的に支えを必要とする人の視点から政治を行った方であった。色鮮やかなスーツを着こなしていて、いらっしゃると周りがぱぁーっと明るくなった。
堂本暁子知事は今回の知事選には立候補しなかった。

今回、宮崎・大阪に続いたのだろうか、テレビの世界で有名になった俳優が今回千葉県知事に当選した。
男女平等に関する質問で、同氏は、前回選挙時「男らしさ、女らしさがなかったら、どうするのですか。後はオカマだけですよ!」と言っていた。

人間の考え方は、そんなに大きく変わるものではない。
| 選挙・政策 | 23:27 | - | - |
ホルテンさんのはじめての冒険〜亡き母とすべての女性スキージャンパーに捧ぐ
2007年ノルウェー映画「ホルテンさんのはじめての冒険」を見た。
ノルウェー鉄道のベテラン運転手、オッド・ホルテンさん。67歳の定年を迎える朝に人生初の遅刻をしたことから巻き起こる騒動を描いた映画。
なにやら不思議な雰囲気の映画であったが、ハッピーエンドで心温まった。
出演(?)した、犬のモリーはカンヌ国際映画祭でパルム・ドッグ特別賞をゲットしている。

オスロとベルゲンを6時間半かけて結ぶベルゲン急行の映像が、以前行ったノルウェーの光景を思い出させてくれた。
ノルウェーはとても乾燥した気候ゆえ、雨が降っても傘をささないこと。ホルテンさんが母親の施設に行くシーンもあるが、ノルウェーの介護施設は個室が基本のユニットケアであること。鉄道の運転手も女性が複数いること。犬も一緒に列車に乗れること。etc.

監督はベント・ハーメル氏
エンドクレジットで本作について“亡き母と全ての女性スキージャンパー”に捧げたと監督。その意図を聞いてみると、「僕の母は実際にスキージャンパーで、幼い僕をよくスポーツに連れて行ってくれたのも母だった。いつも、勇気がない僕の背中を押してくれたり、『大丈夫よ』と言って励ましてくれる母だったんだ。今でもたまに、僕がお腹にいるときにも一緒にスキージャンプをしたのかなって思うこともある。あのエンディングについては色々と議論もしたけど、僕もハッピーエンディングを作ることができるくらいの年齢にはなったんだと思うよ(笑)」とコメントしている。

映画の中で「女性のスキージャンプ競技がないだって?そんなばかげている国はどこにあるんだ?」というセリフがあった。
実際、この映画で登場する若いスキージャンパーの女性は、実在の世界チャンピオンだそうで、また「女性だってスキー・ジャンプをしていいはずだ」というようなセリフは、女性でもラージ・ヒルのようなスキー・フライをできるようにする運動を母たちがしていたから。と監督のベント・ハーメル氏は語っている。世界選手権では2009年リベレツ大会よりノーマルヒルでの個人戦の実施、2011年大会からは国別団体戦の実施が決定したという。

母親ってムスコにも多大な影響を与える可能性があるんだなぁ。
| その他 | 23:24 | - | - |
年度末全員集合
宇都宮でぎょうざを食べました家を離れて仕事をしてるムスコの家にムスメ(小)と初めてお泊りした。
その後、一同仙台に戻り、これまた家を離れているムスメ(大)も「実家」にやってきて、久しぶりにファミリー5名集合。
数年前まで一緒に暮らしていたはずなんだけれど、こんなにもにぎやかだったのかぁ。
ひさしぶりに会うと、新たな情報もいただけてよろし。
年度末、ほのぼのとしたひととき。
| 家庭・家族 | 22:34 | - | - |
よしもと∞ホール
090326_153612.jpg年度末にごめんなさいですが、おひまをいただき、ムスメ(少)と東京へ。
新宿ルミネのよしもとテレビ通りに行き、続いて、よしもと∞ホールへ。
同じような母子連れがいたなぁ。世間は春休みなんだなぁ。それから、いかにも就職活動中のリクルート姿の若者もいっぱい!
ムスメ(大)もそうだが、皆さまがんばって(^-^)

| 家庭・家族 | 16:07 | - | - |
父親と長く過ごすほど我慢強い子に
1歳の時、休日に父親と過ごす時間が長かった子どもほど我慢強く、落ち着いて話を聞けるようになる。
厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で、こうした傾向が浮かび上がった。子育てに父親の参加が大切なことを示すデータだと厚労省はみている。
 調査は、01年生まれの子どもの親を対象に01年度から毎年追跡して調べ、6回目の06年度は欠かさず回答した約3万6千人分を集計。5歳6カ月になった子どもの行動を、2回目(1歳6カ月時点)に聞いた「休日に父と過ごす時間」と照らし合わせた。
 「我慢すること」ができると答えたのは、父親と過ごすのが「1時間未満」だった子で67%だったが、「1〜2時間」は70%、「2〜4時間」は71%、「4〜6時間」は72%、「6時間以上」は76%だった。「落ち着いて話を聞くこと」ができるのも、それぞれ77%、79%、80%、81%、82%で、父親と過ごす時間が長いほど割合が高かった。
 また、「ひとつのことに集中する」「感情をうまく表す」「集団で行動する」「約束を守る」もほぼ同じ傾向で、できると答えた割合は「6時間以上」が「1時間未満」を2〜5ポイント上回った。(3月22日朝日新聞より引用)

おめさん、パソコンがインターネットに繋がらないのさな。」
新潟に住むパートナーの父から電話。
直前に彼の実家にIP電話をかけたらこの電話機は電源が入っていないか、壊れている可能性があります。と返答されていた。
「電源はつく?パソコンのランプは点いている?」
パートナーが尋ねる。
「点いているさな。電源は入るさな。でも昨日、パソコンのまわりを大掃除して、終わったらいっぱいこと線が抜かれていたのさな。」
「繋がっていない線はどこかなぁ?」
「いっぱいあるさな」
「まず、繋げるところにつないでみて」
「よっしゃわかった」

数分後IP電話は繋がったようだ。
「どう?インターネットつながる?」
「よっしゃ、できるようになったさな。おここありがとねぇ。」
今回は、まずは楽勝であった。

十数年前、
「おめさん、新しいワープロ買ったさな」
「どのメーカー?」
「えぬえーしさな」
「NECですかぁ」
「そうさな、えぬえーしさな」
「で、型番は?」
「えーのえーさな。」
「E?それともA?」
「だから『えーびーしーでーえー』のえーさな。このワープロに『ええんかえ』と入れても、文字が漢字に変換しないさな」
「『いいんかい』ではないでしょうか?」
「そうさな。だから『ええんかえ』と入れてるさな。でも漢字に変換されないさな。このワープロ、ボロだこて

パートナーは幼いとき、日本全体は高度経済成長ながら休日は父親と過ごすことが多かったやに聞いている。
そこそこ我慢強い。
| 家庭・家族 | 21:38 | - | - |
イチローのニュースキャスター効果
WBCで日本が再び世界一となった。
今日は試合が気になり、仕事にならなかった人も多いのではなかっただろうか。
日本が韓国を延長十回、5−3で降した。
チーム全体の力ももちろんだが、十回のイチローのヒットが勝利を導いたといっても過言ではないだろう。仙台市役所前で八島議員、斉藤重光前議員と一緒に街宣をしました。イチロー、日本でも大人気だが、アメリカでもその人気はすごいものだと言う。
さて、このイチローがアメリカ大リーグに移籍したばかりの頃、当時、アメリカに住んでいた男性の知人の言葉を思い出す。
今でもそうかもしれないが、アメリカでは「男はマッチョである」ことがかなりのステータス。そのような中、どちらかと言えば、マッチョではないイチローがアメリカ大リーグに行った。
イチローが活躍する前、東洋人(特に男性)はアメリカの中での評判というと「信用のおけない、人を騙しそう」というものだったらしい。よく、昔のアメリカ漫画などにはそんな東洋人キャラが多く登場していた。だから、「信用できる情報を発信する」ニュースキャスターに東洋人の男性が起用されることがほとんどなかったらしい。女性は少しだけどいたけどね。とのことだが。
そこで、イチローの活躍である。
今まで「信用おけない」東洋人で、どちらかといえば(アメリカの感覚で)体格的にはマッチョではないイチローがヒットを出しまくる姿が広まるにつれ、子どもを中心にイチローファンも増えて行くにつれ、「東洋人もなかなかやるな!信用ができるヤツだな!」ということになり、徐々に東洋人の男性のニュースキャスターも増えていったらしい。

今回のイチローの大活躍、次はどんな効果が見られるのだろうか。
| イベント | 23:57 | - | - |
仙台の待機児童800人超 保育所整備追いつかず
ついに、地元紙河北新報朝刊トップ記事に出た。
仙台市の認可保育所の待機児童が2009年度当初(4月1日現在)、全国の自治体で最多となった前年度同期の740人を上回り、800人を超える見通しであることが22日、分かった。待機児童の解消を目指して市は新年度から、独自に保育枠を拡充する保育サービスの緊急整備計画を実施するが、保育需要が右肩上がりで増えており、年度当初は需要に十分応えられない見込みだ。(中略)
 国の待機児童の定義では、認可保育所に入所できない児童の数から、自治体が独自に認定する制度を利用するケースなどを除いている。仙台では新年度当初、認可保育所に入所できない児童の総数は08年4月の1087人を上回る見込みで、国の定義に基づく待機児童数は800人超になると想定される。(後略・河北新報2009年3月23日記事より引用)
想定としては、認可保育所に入所できない児童の総数は2000人を超える見通しという人もいる。緊急事態だ。

21歳になるムスメ(大)が生まれ、育児休業明けという時、保育所入所決定時期がとても遅かった。職場復帰は間近、でもムスメ、そして育児休業のために保育所を一時退所したムスコの預け先(認可保育所)も決まらなかった時を思い出す。毎日毎日胃が痛くなっていた。自分自身保育所に勤務していただけに、人員がしっかり配置されないと入所決定もできなかったそんな保育所現場の厳しさも大いにわかっていた。
忘れもしない、そんな3月23日、仙台市から「入所決定通知」が届いたとき、本当に胸をなでおろしたっけ。
保育所に入れず、職場復帰も間近だった先輩が、子どもの預け先を探すのに、「私の子どもを預かってください。」と新聞の折込チラシまでしたのよ。それで、やっと職場復帰数日前に預け先が決まったの。そんなことを話していたこともある。
仙台市の現状は、そのような親たちが800人、いや2000人もいるのだ。行政として笑っている場合ではないはず。
「子ども預けられないんだったら、君が仕事をやめたらいいさ」とパートナーに言われ、泣く泣く職場から離れた母親の立場の知人・友人も複数いる。長年勤めれば、仕事のキャリアだって積めるだろうし、その分税金だってたくさん納めるだろう人材となっていたはずだ。
1998年版厚生白書には、3歳までは母の手でといういわゆる「三歳児神話」には、「少なくとも合理的な根拠は認められない」と指摘してされているが、まだまだおかーさんのみが子育てに専念せよ。という「神話」は脈々として生きている。そんなとき、子どもの保育所が決まらず、心が弱っていたとき、ふとこの「神話」が頭をもたげてくると考えるのは容易なこと。
そして、経済的に保育所に子どもを託して働けなければ食べていけない人たち、シングルで子どもを育てている人たち、毎日が命がけ。そんな人もたくさんいるのだ。ムスメ(小)が作った紅茶のケーキ「祝」つき
子どもを預けることを「ひとごと」と考えずに自分のことに置き換え、責任を持っている行政担当者、政策決定に関る人はどれくらいいるのだろうか?
自分の子どもの預け先が決まらず、眠れない夜を過ごした人がいるのだろうか?
そして、命を託された職場で目の前の子どもたちの最善の福祉のために、ぎりぎりの体制で待ったなしの仕事をする人たちの働きざまに思いをはせながら責任を持って行政に、政策決定に関る人がどれくらいいるのだろうか?

「わが子を預ける保育所がなかったから、保育所を増やしたくて、政策決定の場に進出したの」女性議員率37.4%であるノルウェーでの女性地方議員の言葉を思い出す。

今日はパートナーがやっと私の年齢に追いついた。15年にわたり、3人の子どもを公立保育所に預け、お互い送り迎えをしたある意味「戦友」である。
おたんじょうび、おめでとう!
| 選挙・政策 | 22:01 | - | - |
ドロップ DROP
お笑い好きのムスメ(小)と品川ヒロシが監督した映画ドロップ DROPを見に行った。
痛かった。
ケンカばっかりなんだもの。昔、こんな友人がいたなぁ、あいつは若い頃こんなんだったんだろうなぁ。なんて思い出したけれど。

でもね、不良の世界に入るならばね、相手もそれなりじゃろうって、ヤンキーの相手はやっぱりレディースじゃないか思ったんだよね。
ヤスコとケンジみたいにね。
やたらと女子がおりこうさんキャラだったのが不満だ。

そして、まぁ不良だからなんだけれども「喫煙と飲酒」はなぁ。(もちろん出演者は30代が多いから設定に無理はあるとは思いつつも)
最後のテロップで「もちろんですが、未成年の喫煙と飲酒は禁じられています。」って出てきたけれど、映画の中にめちゃくちゃセクシュアル・ハラスメント言動が多いのも困りものだった。
不良と言えども、同級生に「胸見せろ」って言われたなら、押し黙るな!女子よ。反論しろ。
「道行く人に『おっぱい見せて』というのは公序良俗に反しており、セクシュアル・ハラスメントとなります。」ってテロップ出さないと、こーゆーことは、言って良いのだと思う勘違いヤングが出てくるんじゃないかと思ってしまうぞ。
| 男女平等 | 20:35 | - | - |
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