仙台市議会議員(青葉区)「あなたの力に!」ひぐちのりこ
社民党支援物資・気仙沼到着

社民党全国連合から送られた支援物資が、被災地、宮城県気仙沼に届きました。


東日本大震災による、選挙が延期されていない地域は、統一自治体選挙、明日が告示日。札幌市議会議員に立候補を予定している、本田ゆみさん
浜松市議会議員の鈴木めぐみさん
そのほか、チャレンジをするみなさん、お互い元気な地域をつくりたいですね。
| 選挙・政策 | 23:43 | - | - |
暗すぎて今まで見たことないくらい星が綺麗だよ
皆様から励ましの手紙をいただきました3月11日、震災の夜は停電となった。
真っ暗闇となった仙台。星がとってもきれいだった。
ムスメと2人で見上げる満天の星。
ツイッターではタイトル文がつぶやかれていた。
「こんな晩に天体観測をするといろんなことがわかるんだろうね。」
ムスメとこんなことを話しながら。
以前は西公園にあった仙台市天文台。市街地の夜の明かりが観測の妨げとなるということで、錦ヶ丘に移転したのは2008年7月。
震災によって満天の星を仙台市内で見ることができた。

「空襲の時を思い出すわよ」
3月11日の夜に仙台空襲を経験した母が語る。
私にとって停電の記憶があるのは1978年6月12日、宮城県沖地震の晩。
暗い夜はいろんなことを思い出させるのだろうか。

「来る時に電車で聞いたおばあちゃんの会話。「警察が電気足りないから電気(灯り)消せって」「私たちは御国のために電気消して過ごすのは慣れてるのよ。今回は頭の上に爆弾降って来るわけじゃないんだもの、喜んで消すわよね」周囲の人々一瞬しん・・・となる。涙が出そうになった」
これまたツイッターでの発信。

空襲を思い出しても、頭の上の爆弾を気にしないで暗闇を味わえる。天災は厳しい。でも最大の人災、戦争ではない。余震は何回もあったけれど。そして今もまた揺れているけれど。

各地の友人から励ましの手紙やメールが届く。「ご家族とハーブティを飲んでほっこりしてね」とティーバックを同封してくれるかつては仙台で同じ市民運動をした仲間。
みんなありがとう。
震災から今日で20日目。
我が家、ガスはまだ不通。近くまで開通しているという。これまた公共の仕事で頑張っている仙台はじめ全国からの応援の方々の力だ。

暗すぎて今まで見たことないくらい星が綺麗だよ
「仙台のみんな、上を向くんだ」
表記のツイッターはこう続く。
| その他 | 15:42 | - | - |
地産地消ということ

管理栄養士という職業柄、(あ、私、四半世紀ほど保育所で栄養士をしておりました。現在はフリーで管理栄養士の仕事もしております。)昨今はわりとフツーに言われている「食物アレルギー」が少しずつ知れられてきて、世の中で問題視されてきた1980年代はじめのことを思い出す。
卵、牛乳、大豆に対して過剰反応する人が多く、この3種の食物が3大アレルゲンと言われていることが多いが、そのなかの「大豆」は主に「大豆油」の対しての過剰反応(アレルギー反応)。そして卵も、牛乳も、大豆油も高度経済成長の時期とリンクして多く摂取されるようになってきているのだ。この地域に住んでいる人たちに〜多くは日本人なのだけれど〜本来的には身体が必要とする以上にこの3種の食べ物が多く摂取されるようになったので、アレルギー反応が起こるのかもしれないという説もあるようだ。
もちろん、食物アレルギーの原因は人々の身体の中に寄生虫がいなくなったからなど様々な説もあるけれど。
「もともとは、油は自分たちの畑でゴマが採れた、菜種が採れたと地域の油絞り屋さんに持って行って搾油機にかけてつくっていたんですけれどね」
食物アレルギーが問題視された頃、学習会の講師が言っていた。今は食用油というと大規模な工場で作られる大豆油が多く流通しているが、ちょっと前までは食用油も地域で賄っていた「地産地消」だったのだ。そして、たぶん地域の油絞り屋さんだって近所の顔見知りだったに違いない。地域の人たち、お年寄りや子どもたちが口に入れるものを作るのであるから、もちろん「安全」であるもの、作る過程も完全に明らかにしているものだったとだろうなと容易に想像できる。

大規模な給食センターで以前働いていた知人が「仕事でね、消耗するよ」と言っていたことがある。
担当は給食センターから配送される事業所や学校から、また納入の業者さんとの窓口。センターから配送された給食の食数に例えば過不足があったりしたときに、顔の見えない相手から「人を相手に言っているのかと思うくらいに罵詈雑言を浴びせられる」のだそうだ。もちろんセンター側のミスなんだから仕方がないことなんだけれど・・・また反対に納入業者さんが少しでミスをした場合、仕事とはいえ、しっかりとお叱りの言葉を言わなければならないという仕事。
その前は、小規模の職場で給食を作る人も、食べる人も、納入する業者さんもお互い顔の見える関係だったそうだ。その時は、もちろんミスをしてはいけないけれど、調理で火の入れ方が多く、少し焦がしてしまっても「ちょっと今日は香ばしいね。次回は気を付けようね」と人として当たり前の対応をしてもらえた、業者さんに対しても発注の食材が変更になっても、内容によっては献立や調理の仕方で対応ができる場合もあるので、必要以上にクレームをつけることもなかったんだよと語っていた。
顔の見える関係でこれもまた「地産地消」なのだと思う。

今、福島原発で日々目を離せない事態が起こっている。原発はそれこそ大規模で一度に大きな電力をつくることができるのかもしれない。
だが、そこで電気を作っている人が、例えば福島県の海岸沿いで電気を作っている人たちが、電気を使う人たち、東京で電気を使っている人たちと顔の見える関係にあるのだろうか。そうではないだろう。飛躍した考えであるかもしれないが、電気だって「地産地消」で良いのはないか。

仙台市青葉区の三居沢(さんきょざわ)水力発電所。日本初の水力発電所と言われている。今も立派に発電をしており、近くの八幡町のメイン通りの電気はここから来ているそうだ。自宅から比較的近いところにあるので、学生時代から同じ敷地内にある三居沢電気百年館を見学し、先達たちの理系の技術に感服していたものだった。
人口も減少時代に入っている今、電力も等身大で作り出すように方向転換をする時期ではないだろうか。地域ごとに大所であれば火力、そして水力、風力、バイオマス、地熱、太陽光での発電所があって、前述の油絞り屋さんではないけれど、地域の顔の見える人、○○のねーさんや、△△のおっさんが電気を作っているんだよってわかる関係。そんな関係って良いと思うのだ。小規模の発電所が地域地域ごとにあることは、リスクの分散にもなるしね。

そして顔の見える関係の人が働くとわかっているのであれば、目に見えない敵と戦いざるを得ない危険な作業が起こりうるモノだって、計画だってたてないんじゃないだろうか。
今、福島原発で復旧のために第一線で働いている人たちがたくさんいる。自分の家族がその現場で働いている人のつぶやきもネット上に流れている。
原発事故が起こったにもかかわらず、3月17日に「千年に一度の津波に耐えているのは素晴らしいことで原子力行政はもっと胸を張るべきだ。」と経団連米倉会長は発言した。地震・津波・原発事故そして風評被害で過酷な状況にある人たちが家族だったら、顔の見える関係の人たちだったら、かの会長は同様な発言をしたのだろうか。

| 選挙・政策 | 23:56 | - | - |
仙石線、あおば通駅→小鶴新田間開通
ペディストリアンデッキから見た仙台駅、未だ入れずシートがかかっています。震災から半月ほど。
仙台と石巻を結ぶ仙石線の一部が再開した。震災後、宮城県内のJR線の再開は初だという。
ムスメは高校に通うのにJR線を利用している。未だ学校の校舎が被災しており、3月中は出校しなくてよし!の連絡が来ているのだが、JR線の様子については興味津々である。
ということで、仙石線、あおば通と小鶴新田の間は再開した。
ちょうどそこの地域に住んでいる友だちが仙石線でやってきたとか。
少しずつ少しずつ回復してきている。

それにしても・・・街中で店頭販売をしている弁当で圧倒的に「牛タン弁当」が多いのは何故?
「仙台だから」とは言っても、あまりにも販売割合が高いぞ。

| その他 | 22:53 | - | - |
若林区、海岸沿いまで行った
若林区、津波の爪痕午前中、地域の状況を見てから午後から若林区へ。
宮城野区に行った時と同様に津波の被害があったところとなかったところの違いはものすごい。
昨年は青々としていた田んぼが、がれきと泥の山と化している。
家の屋根だけ田んぼだったところに飛んでいるものや、大型トラックが倉庫に突っ込んだままになっていたり。田んぼはまだ水がひかないところもある。
沿岸近くの小学校や老人福祉施設は遠くから見ると建物としては建っているのだが一階部分がすっかり泥が入っている。
被災した方だろうか、がれきや泥の中から家にあっただろう品々を出している姿が見られた。
自衛隊、各自治体からの応援の方々が多数作業されていた。
画像はたぶんガソリンスタンドがあっただろう箇所。


| その他 | 23:56 | - | - |
地学の授業を思い出した
恵通苑町内会館に掲示先日に引き続き、地域の道路状況を見に行く。
時折小雪がちらつく弥生3月。今年は2月中は平年に比べて比較的気温が高かったから、この寒さで収支を合わせているのかな?
私が住んでいる貝ヶ森(かいがもり)団地は1960年代前半に造成された場所と、1980年代に造成されたところがある。
私の実家とその周辺は1960年代に造成された団地の中にあり、宮城県沖地震の被害状況を契機に1981年に改定された建築基準法(耐震関係)以前に建てられた家が多い。今回の震災ではこれらの家は一軒一軒仙台市の調査が入り、危険な状態かどうかが調べられ、結果が家に貼られている。
歩いて道路の状況を見て回ったが、ところによりひび割れが密集しているところ、無傷できれいなアスファルト面がそのまま残っているところ、同じように地震に見舞われたのだが、違いがあった。
おぼろげながら、高校の時の地学の授業・・・堆積であるとか、地盤であるとか、そんな言葉をふと思い出した。
画像は3月11日以降、元気になるメッセージが掲示された貝ヶ森連合町内会の一つ恵通苑(けいつうえん)町内会館。
| 選挙・政策 | 21:39 | - | - |
2週間

ずっと気に掛かっていた言葉がある。「女性のストレスが大きく、2週間くらいで倒れる人もいた」。3年前の岩手・宮城内陸地震で被災した女性が避難所生活を振り返って語ったことだ。
今日の河北新報のコラム、河北春秋
雑魚寝状態で仕切りもなく、プライバシーが守られない日々。着替えも授乳も男性の目が気になる。夜の暗がりには性被害の不安も潜み、熟睡できない。子どもが騒げば気兼ねし、お年寄りの世話も気が抜けない(2011年3月15日河北春秋より引用)
2008年5〜6月にかけて調査をし、仙台市のNPO法人イコールネット仙台がまとめた「災害時における女性のニーズ調査」では、避難所にミルクやおむつなどが足りない、授乳スペースがほしいなどの声が寄せられている。また、避難所に希望することのトップは「男女別トイレや更衣室」。ニーズに合わせた災害対策を行うことが肝心だ。
この調査、さらに宮城県北部連続地震(2003年7月発生)の体験者と岩手宮城内陸地震(2008年6月発生)の被災者に対し、インタビューを行っている。「更衣室を段ボールで作ってもらったが、不備なもので、男性の目が気になった」「子どものストレスも大きく、避難所の中を走り回ったり、泣いたりするため、母親は気をつかって外に出ていくしかなかった」さらに「セクハラなどが心配」との声も寄せられた。阪神淡路大震災では女性の死亡者が男性よりも1000人多かったとの統計もある。震災そのものによるダメージだけでなく、その後のストレスによって命を落とした人も少なくなかったのだろう。
イコールネット仙台では「女性が避難所の運営責任者に加わること」「生活者の視点に立ったニーズを把握するには、女性の意見の把握が必要」と提言している。
震災後私がお手伝いをさせていただいた避難所で体験したことだが、その時は仙台市側から提示された避難所への物資の依頼リストの中に生理用ナプキンや離乳食などはなかった。(もちろん依頼をしたらすぐに手配をしてくれたが)年齢、性別、アレルギー、疾病、障がいなど「いろいろな人が生活をする」ことについて、自らが実体験として生活をし、他の人やライフステージに対して想像し、広い視野をもつことが切に求められると痛感した。「おむつ」「離乳食」と言ってもサイズや月齢などによっても違いがある。ニーズに合った対応をするためにもこれを分かる複数のスタッフが計画を立てることがまず必要だ。

内閣府男女共同参画局は3月16日、東北地方太平洋沖地震により避難生活をしている女性や子育て家庭にとって、被災者の肉体的・精神的負担を緩和するため、「女性や子育てのニーズを踏まえた災害対応について」の文書を、災害対策本部に提出し、関係機関への周知等を依頼している。また、性犯罪防止の観点から警察庁にも提出し、警備強化などについてもお願いをしているという。
震災後の女性・子ども応援プロジェクトというサイトも立ち上がっている。

悲しいかな災害と関連してDVや性暴力という重い犯罪も起きていた事実がある。我慢の一言で片づけられる問題ではない。数々の災害から学び、思いを共有した女性たちが声をあげている。

大変な状況を乗り切って今ともにある命。お互いに大切にするため、「我慢せずにいたわってほしい。これ以上、心や体が脅かされることのないように。衣食の充実とともに、できるだけ早く心のケアに目を向けてほしい。(中略)少しでも心落ち着ける環境を整えていけるよう願わずにはいられない。
もちろん男性にとっても」
と河北春秋では結ばれている。

あれから二週間なのだなぁ。

| 男女平等 | 23:58 | - | - |
地域の道路状況を調べました。
地域の道路状況を調べました地震によって道路が破損し、通行の妨げとなっているところは緊急に仙台市で対応していますが、それ以外にひび割れなどがあるということで、地域の道路状況を見て回りました。
歩道と車道の間に亀裂が入っているところなどが見つかりました。

福島原発、作業員の方が被爆したと報道されています。
いしだ壱成のブログで、今だからみんなで考えたいこと。と題し、原子力発電所のことについて述べています。
| 選挙・政策 | 20:58 | - | - |
だんだんと

東北(東日本)大震災の被害状況があきらかになる。
友人のお母様、施設に入っていた親御さんが今回の震災で被害あったとの情報が入ってきた。
津波にのみこまれたけれど一晩屋根の上で寒い中過ごし、救助された友人もいる。

ムスコの同級生。まだ行方不明という。
家にも遊びに来て語り合ったっけ。

今日はパートナーの誕生日。近所の焼き鳥屋でささやかながらバースディ。

| 選挙・政策 | 20:23 | - | - |
東北(東日本)大震災後11日目
地震による地割れ地元地域で地震の被害を見て回りました。
一部家屋については行政で調査を進めており、調査が済んでいるところには、結果が示されています。また安全面から早急に対処をしなければならないところはすでに復旧に入っています。
千年に一度と言われているマグネチュード9.0の地震で、法面に亀裂が入っているところ、地割れをしているところ、道路にひびが入っている箇所などがありました。
必要なところは取りまとめて対処をお願いしたいと考えています。
都市ガスについては、職員の方が閉栓の確認に回ってきました。ガスの復旧のめどは1ヵ月から1ヵ月半を見込んでいると報道されています。


総務省は、4月の統一地方選で実施予定だった選挙のうち、東日本大震災の被災自治体を対象に特例法に基づいて延期する27選挙(宮城県内では8選挙)を決めました。仙台市議会議員選挙も延期となります。

| その他 | 23:13 | - | - |
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