決算等審査特別委員会、健康福祉費中、はじめにエイズ・性感染症対策について質問をしました。
先進国中、HIV感染者が増加しているのは我が国だけです。昨年の新規HIV感染者およびエイズ患者数は1590件。本紙においても新規は18人と過去最多になりました。健診で即AIDSと診断される「いきなりAIDS」も半数以上との結果です。推定感染原因では、男性同性間性的接触が78%(本市統計)と最も多く、その年代も30代という人生で一番エネルギッシュな年齢、。ここにターゲットをおいて、専門職の方々や市民団体が相談スペースなどを用いて啓発活動を行っており、啓発活動をすると検査に行く人が増えるなど一定の結果がでています。
次に、児童保健福祉費、児童福祉費に関して質問しました。
昨年度から本市では「せんだい妊娠ほっとライン」を開設しています。昨年度一年間で相談件数は112件。3日に1件の割合です。内容は、10代で妊娠をした。親にも言えず悩んでいる。30代では子育ての悩みなどがあり、児童虐待につながらないように、電話相談のかたちで日々活動をしています。
昨年度、内閣府が「性暴力救護センター」などに予算3880万円をつけ、今年度から9自治体(北海道、群馬県、豊島区、滋賀県、大阪府、兵庫県、和歌山県、島根県、福岡県)に交付されています。選ばれなかったものの応募をした6自治体本市や宮城県はおろか、被災3県は入っておらず、選ばれた自治体にも東北地方はありませんでした。このことについても追及をしました。
また、近隣の出産を扱うクリニックが減少する中、市立病院での出産が増加する可能性もあり、緊急の性暴力被害者対応などについても危惧すがどうなるのかなどを聞きました。
健康福祉費の質問内容は→
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そうそう、総務費でも指定管理者制度について質したんだわ。
総務費の質問内容は→
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明日は「土木費」で質問を予定しています。