2015.04.30 Thursday
小林美希さん著「ルポ保育崩壊」を読んでいる件
労働経済ジャーナリストの小林美希さんが「保育の現場」などを丹念に取材をし、保育の質の低下、保育行政の貧困状況など、今なにが起こっているかを追った「ルポ保育崩壊」(岩波新書)が4月22日に出版された。
「上から目線」「育児家事からは自分はいつでも降りられるもんね」の意識ふんだんの本が多い中、まさに等身大の目線で、働く立場、子どもの立場から書かれている現状を見据えた本だ。これだけの内容に至るまで、膨大な取材と、丹念な調査、そしてこれじゃいけない、あるべき保育のビジョンという矜持があったんだろうなと想像をしている。
3月に先行予約をして、発売とほぼ同時に入手したけれど、読めば読むほど厳しい現状に心が痛くなってしまう。
保育所の保育士さんは労働条件も向上とは程遠く、休みも取れない、賃金も全産業の平均を9〜10万も低いのだから、資格を持っていても離れざるを得ないのも頷ける。
私も小林さんから取材を受け、本にも登場しているが(いつもありがとうございます。小林さん)、本当に多くの人たち、丁寧な取材がふんだん、統計や調査資料もたくさんあり、これは何かと「使えるぞ」の新書である。
3月に先行予約をして、発売とほぼ同時に入手したけれど、読めば読むほど厳しい現状に心が痛くなってしまう。
保育所の保育士さんは労働条件も向上とは程遠く、休みも取れない、賃金も全産業の平均を9〜10万も低いのだから、資格を持っていても離れざるを得ないのも頷ける。
私も小林さんから取材を受け、本にも登場しているが(いつもありがとうございます。小林さん)、本当に多くの人たち、丁寧な取材がふんだん、統計や調査資料もたくさんあり、これは何かと「使えるぞ」の新書である。
と、傍観的な姿勢ではいけないと心底思うのであります。
微力ではあるけれど、子どもの育ち、保護者の育ち&就労の保障に私も頑張らねばと気合を入れねば…
手にした新聞の一面にルポ保育崩壊の広告が出ておりました。
手にした新聞の一面にルポ保育崩壊の広告が出ておりました。
嬉しいですわ。多くの方に読んでほしい!